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栗塚旭・風 [時代劇]

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『風』(かぜ)は、TBSと松竹が制作し、TBS系列で放映された時代劇。モノクロ作品。1967年10月4日~1968年9月11日にかけて放送された。全41回。うち、2本はフィルムの保存状態が極めて悪いため欠番扱い。


風の噂 栗塚旭 (『風』の主題歌ではありませんが、栗塚旭さんの歌なので一応掲載します。)

<キャスト>
風の新十郎 … 栗塚旭
元義賊。二年前に大凧に乗って名古屋城から金の鯱を盗み出したこともある。

かがり … 土田早苗
水野配下のくの一。任務第一の忠実な甲賀忍者で、新十郎に思いを寄せる。そのため、美女がらみの事件になると嫉妬の炎を燃やす女らしい一面もある。

相川左近 … 小林昭二
長崎奉行所から江戸北町奉行所に赴任する途中で船が難破して行方不明となり、一時、新十郎に名前を騙られていた。そのため、新十郎を捕縛しようと躍起になっていた。だが、次第に彼と気脈を通じ親しむようになる。

福内鬼外 … 志村喬(第1話~第3話、第6話)
高名な蘭学者。様々な道具を発明し、新十郎に協力する。初期のみの登場。

早苗 … 東山明美(第1話~第4話、第6話、第8話、第9話、第11話~第14話)
福内鬼外の娘。新十郎に思いを寄せる。初期のみの登場。

源爺い … 小松方正(第16話、第22話、第41話)
かがりの忍術の師匠。普段は甲賀の里に住んでいる。

水野忠邦 … 池部良
筆頭老中。普通、時代劇では水野忠邦といえば悪役だが、本作では善玉。最終回で失脚する。

<あらすじ>
時は天保年間、老中水野忠邦(池部良)による改革が推進されるが、世は混迷の度を深めていた。ここに快男児・風の新十郎(栗塚旭)が現れ、様々なトラブルに首を突っ込んでは次々と難題を処理してゆく。新十郎は水野に共感し、様々な場面で彼をサポートする働きをするが、手下にはならず対等の立場から協力していく。

<概説>
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風の新十郎……栗塚旭
かがり   ……土田早苗
相川左近 ……小林昭二
水野越前守……池部良 が、シリーズ通じてのレギュラーキャスト。
最初の頃は、志村喬の蘭学者や、その孫娘役で東山明美が出演していたが、第2シーズンから姿を見せなくなった。
それと、かがりの従姉妹のオチャメ役で沢田雅美が2回ほど出演しているのと、かがりを育てた源爺役で小松方正が3回出演している。
時代劇の大御所・松田定次が監督しているかと思えば、実相寺昭雄や飯島敏宏といった新感覚の社会派も演出している。シリーズといっても、作品によってトーンが全く違うものになっているのが特徴。
製作者が、それを意図してやったのかどうかは……?
私としては、オーソドックスな松田定次作品が好みなんですが。
第1話の「新十郎登場」の冒頭シーンにある、名古屋城の金のシャチホコを嵐の夜に大凧に乗って盗んだ仕事を最後に足を洗った大泥棒というのが、主人公の設定。
泥棒だから変装はお手のもの。第1話では、後に親友となる相川左近に化けて登場。
親友といえば、水野越前の隠密、甲賀忍者のかがりとも友情で結ばれる。かがりの方は、友情以上の感情を持っているのだが、新十郎は適当にはぐらかしている。
泥棒だったせいか、足は速い。忍者のかがりに追いかけられても、捉まらないくらいだからね。第9話「走れ!新十郎」では、飛脚と競走している。
泥棒のくせに、剣の腕前も超一流。乱れ八双(上記、画像の構え)から繰り出す剣技の前には、どんな使い手もかなわない。
第2話「獣の城」の菅貫太郎、第5話「脅迫者」の渡辺文雄、第16話「いのち果てるとも」の戸上城太郎、第20話「誰がための仇討ち」の内田良平、第21話「狙われた雛人形」の夏八木勲、第24話「野望の絵図」の青木義朗、第31話「地獄からの使者」の南原宏治との対決は良かったねェ。
1対1のチャンバラが消えて、テレビ時代劇はつまらなくなりました。
最終回では、新十郎は密出国してアメリカへ行っちゃうのですが、ガンマン相手に乱れ八双はツライかな。
栗塚旭が歌う、冬木透作曲の主題歌は、西部劇ぽくって『風ー西部劇編』でも使えそうですがね。

<概要>
放映当時、『銭形平次』を向こうに回し、常時高視聴率をあげて世間を驚かせた作品。
今もファンが上映会を開く。
最後まで目が離せない筋立て、軽快なテンポ、現代的なアクション、実験的な映像、特撮技術を取り入れた、斬新で、それまでの時代劇とはひと味もふた味も異なった、痛快娯楽時代活劇である。
時代劇の大御所松田定次、『ウルトラマン』の飯島敏宏、『怪奇大作戦』の実相寺昭雄のほか、
西山正輝、松野宏軌、井沢雅彦といった大物あるいは鬼才といわれる監督陣がその才腕を十二分に振るい、1話1話にその個性が発揮され、誰がメガホンをとったのかを先ず確認したくなる。
栗塚旭はそういった監督の多様な要求に見事に応え、魅力的な主人公を生き生きと演じている。
栗塚旭演じる風の新十郎は「和製ルパン」と称される謎の快男児。様々な変装をみせるが、
とりわけ黒の着流し姿は絶品。作家柴田錬三郎は、「栗塚こそ眠狂四郎のイメージに最も近い。」
と絶賛したそうだが、さもありなんと納得させられる美しさ。男の色気、ここに極まった、といえる。栗塚といえば、「栗塚の前に土方なし、栗塚の後に土方なし」と言われる、稀代の土方歳三役者だが、土方や用心棒とは180度違った、明朗闊達な主人公が土方以上によく似合っている。
新十郎に想いを寄せる“くのいち”土田早苗がこれまた、何とも健気で可愛い。レオタード姿は、今観ても目を奪われる。
そして松村達雄、前田吟、東千代之介、露口茂、夏八木勲、小松方正、田村正和、左時枝、悠木千帆・・・といった多彩で豪華なゲスト陣が綺羅星のごとく顔を揃え、華を添える。
音楽は『ウルトラセブン』の冬木透。主題歌は栗塚旭が歌う。
作品制作に、手間をかけ、時間をかけ、資金をかけ、妥協を許さず、映像の持つあらゆる可能性を追及した、いわば職人気質が生んだテレビ時代劇の大傑作である。
是非、その面白さを味わっていただきたい。
土方歳三役と違って、たいへんリラックスした感じで、栗塚旭もこういう役が出来るんだということが良くわかります。脇をかためる土田早苗さんや小林昭二さんなどとの息もぴったりで、松竹作品もなかなかいいなっといった感じです。

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タグ:時代劇
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